三ない運動



今は昔、暴走族という救いがたいほどダサいものがはやった頃、高校へのバイク通学を禁止する「三ない運動」というものがPTAを中心に全国的に行われたそうです。三ないとは「免許を取らない」「乗らない」「買わない」ということですが、これに対して、自動車会社は猛烈な反対運動をやり、不良生徒を「車社会の一員」と捉える迎合的な大人たちの力もあってPTAは敗北したそうです。
http://www.ne.jp/asahi/remember/chihiro/site2/ITTES-kaihou10-2.pdf

そして、なな何と、徳島県の生光学園に至っては、本田技研と協力してバイクの安全運転講習をしたそうです。(生光学園は「自動車最優先のまちづくり」で最早有名?な、徳島市郊外部のファスト風土な立地です)
http://www.honda.co.jp/sportscar/spirit/hondamanj/12/index.html

この運動の顛末を見ていても論点は「教育」「安全」という、暴走族予備軍たちの責任能力に関することが中心で、「生徒個人の尊厳」を声高に叫ぶ特定の主義に染まった大人による政治劇の様相が濃く、環境問題やら公共交通の充実などという政策的な問題は、眼中にないようです。

大抵の社会問題だけは新聞が大きく取り上げてくれるので進展するのですが、自動車関係だけはそうもいかないようで、市民の力だけで活動しようとすると、前途遼遠という感じですね。(いわけん)
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なぜ原動機付「自転車」なの

「免許を取らない」「乗らない」「買わない」という三ない運動ですか、懐かしいですね。
現在では「歩かない」「公共交通に乗らない」「ルール守らない」でしょうか。
ふと、今朝の朝日新聞の天声人語を思い出しました。これは「コンビニの値引き騒動」によるあきれた日本人の飽食を批判したものです。

~以下、天声人語より抜粋~
18世紀の英国にポープという知恵者がいて、託宣めいた言葉を残した。「我らにふさわしい幸福は、我らが非難するものに依存している」と。思いを巡らせば、いまの便利で快適な生活も、大量のCO2や、食べ物の無駄などに依存するところ大である▼「幸福」の色を薄めるのは難しい。だが、もろもろに待ったなしである。便利さの着ぶくれを、少しずつでも脱いでいくほかはない。憲法に言う「国際社会での名誉ある地位」を手にするためにも。
~以上~

バイク(正確には原動機付自転車)という手軽な移動手段を手に入れた人々は、一度味わった便利さを手放そうとしないでしょうね。
そうそう、なぜ原動機付自転車なんでしょうね。だからみんな自転車の延長線上にある乗り物と考え、中には歩道を走ったり、信号無視するなどルールを守らないのでしょうか。
また、駐輪料金も軽車両ではないのに自転車より少し高いだけですよね。車と同じ扱いに車両扱いにすべきではないでしょうか。
プロフィール

たかつき交通まちづくり研究会

Author:たかつき交通まちづくり研究会
たかつきこまちのブログです。自動車に出来るだけ依存しないまちを目指し、
・高槻交通まちづくり条例の提案
・公共交通利用の推進
・自転車利用の推進
・歩いて暮らせるまちづくり推進
・駅前地区の交通状況改善に関する提案
を行います。
連絡先:takatsukikotsu@gmail.com

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